日本遺産「300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊」~丹後ちりめんのルーツに触れる~

投稿日: カテゴリー: CULTUREEXPLORATIONzone08

日本遺産「300年を紡ぐ絹が織りなす丹後ちりめん回廊」
~丹後ちりめんのルーツに触れる~

丹後地方における絹織物の歴史は古く、奈良時代、天平11年(739年)に、聖武天皇に絹織物「あしぎぬ」を献上したものが、正倉院の供物として現在でも残されています。丹後は、秋から冬にかけて「うらにし」と呼ばれる季節風が吹き、「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるぐらい湿潤な日々が続きます。こうした気候風土が、良質の水、適度な湿度をもたらし、糸が切れるため乾燥を嫌う絹織物の生産に適していました。そして今から約300年前、丹後国峰山の絹屋佐平治が京都西陣よりちりめんの技術を持ち帰り、地域に伝えたのが、丹後ちりめんの始まりです。その後、しなやかな風合いの「丹後ちりめん」は、ちりめんの代表的存在として定着。発色性に富むことから、友禅染などによって美しく彩られる着物の生地として、我が国の和装文化を支えてきました。昭和30~40年代にはガチャッと織れば万単位で儲かるという意味で「ガチャマン」と呼ばれた最盛期を迎えるなど、丹後は絹織物の一大生産地として発展しました。このツアーでは、現代に受け継がれる「丹後ちりめん」の技術と地域のその文化を垣間見ていただきます。

蚕織神社

蚕織神社は、天照大神・天棚機姫大神・和久産巣日神・大宜津比売神とし、また蚕織神社勧請については、大正14年(1925 )、丹後縮緬同業組合竹野郡支部と竹野郡蚕糸同業組合の関係者が協議して、本郡に織物と養蚕の神を奉祀することになり、網野町の網野神社に奉斎したとされています。この建物は、元網野神社の本殿として使用されていましたが、大正14年の蚕織神社の創始と共に転用されたものです。蚕織神社本殿は、天明2年(1782)に建築された建物で、大正13年、昭和38年に改修されています。檜皮葺の一間社流造、三方に組高欄付切目縁をまわしています。柱は円柱で、本支輪付出組とし、桁と妻虹梁を持ち出す。二軒繁垂木で、妻は笈形付虹梁大瓶束。向拝や身舎中備、脇障子など要所に彫物が飾られた建物です。

田勇機業

丹後ちりめん織元。昭和を代表する造園学者・重森三玲氏作庭の「蓬仙寿の庭』を眺めながら、休憩いただきます。

 

金比羅神社

丹後ちりめんの繁栄が財政を支えた峰山藩の藩主の京極家が創建し、ちりめんの繁栄を背景に、広大な神域や多くの社殿群を有し、華やかな屋台行事が行われる。境内の糸商人や養蚕ようさん家が建立した木島(このしま)神社には、養蚕の大敵であるネズミを退治する狛猫がある。

 

禅定寺

丹後ちりめんの創業者の一人、絹屋佐平治(後に森田治郎兵衛と改名)の墓碑があり、現在も同氏の功績をたたえる慰霊祭が行われる。

 

山藤織物

天保4年(1833年)に創業。約180年織物業に携わり、ちりめんを織り続けています。
従来、白生地を生産するだけの織物工場でしたが、染色技術と加工部門の方々の協力のもと、正絹無地風呂敷(ふろしき)、また友禅風呂敷・正絹袱紗(ふくさ)を販売しています。

 

ちりめん街道エリア

丹後を歩くと今でもあちらこちらから「カシャン、カシャン」という機織りの音が聞こえますが、与謝野町の一角には、まるで時間が止まったような「ちりめん街道」(国選定重要伝統的建造物群保存地区)が今でも姿を変えずに残っています。今も機音が聞こえる明治・大正・昭和の各時代の建造物が建ち並び、昭和初期のこの地の活気が今でも伝わって来るようです。この時代の人々はちりめんの生産・流通で得た資金を道路や発電所、鉄道などの建設に投資し、大正15年には住民の出資で「加悦鉄道」を開業しました。昭和60年に惜しまれつつ廃線となりましたが、駅舎は鉄道資料館として現在も使われ、当時の蒸気機関車はSL広場に保存されています。また、華やかな12台の屋台が三河内曳山祭や、後野。算所・加悦の屋台巡行など、「丹後ちりめん」が育んだ祭礼行事も、今なお継承されています。

 

プラン内容
場所(集合場所) 夕日ヶ浦温泉
設定期間 2018/10/1~2019/3/31
設定除外日 2018/12/28~2019/1/4
時間 9:00~17:30(約8時間30分)出発10分前までにご集合
設定人員 2~3名
最少催行人員 2名
料金 お一人様 27,000円
予約先 海の京都DMOツアーセンター 0772-68-1355
申込み受付締切り 出発3日前
取消料・違約料 国内旅行条件書による(10日前20%、7日前30%、前日40%、当日50%、旅行開始後及び無連絡不参加100%)
特典等 オリジナルクリアファイル
料金に含まれるもの 貸切タクシー代、各体験、入場料、消費税等諸税
参加条件
年齢等 制限なし
天候等 警報等の発表される悪天候の場合中止
その他 工事等の道路事情により行程を変更する場合があります
行程等
9:00夕日ヶ浦→9:15蚕織(こおり)神社→9:45田勇機業(機屋見学&休憩)
10:45→11:00金比羅神社(狛猫)11:30→12:00昼食(丹後バラ寿司)→
禅定寺(最初の丹後ちりめん)→13:00山藤織物14:00→15:00ちりめん街道
エリア(手機工房「はたむすび」、旧西山工場、実相寺、旧尾藤家、手機体験
17:00→天橋立駅
その他注意事項
観光タクシードライバーが観光案内します。