「海風の国」佐世保・小値賀観光圏

「海風の国」佐世保・小値賀観光圏

「海風の国」暮らしを育む海舞台
〜浦々の四季で迎える西海物語〜

数十万年前の地殻変動によって、日本の西の端に826kmに及ぶ複雑なリアス海岸が誕生した。その前面には208の島々からなる南北の九十九島と、宇久・小値賀を有する五島列島の島々があり、暖流の黒潮から分かれた対馬海流が流れている。複雑な海岸線と島々は、海を活動舞台とする人々に“浦”と呼ばれる暮らしの場を与えている。
特異稀な地勢が生んだ浦々には、その地ならではの特徴ある生活文化が根付いている。

わたしたちは、多様な島々と浦々で構成される、ここを“海風の国、暮らしを育む海舞台”と呼ぶ。訪れる人々に、ここならではの浦々の四季の味わいと“物語(ストーリー)”を提案する。

人類が誕生するはるか前の大自然の営みと、海の民がはじめて島や沿岸に上陸し暮らし始めた太古の物語がここに、ある。
人、物、技、信仰など世界と交流した最初の地である歴史物語がここに、ある。
そして国際社会を強く意識した近代から現在に至る島国、日本が凝縮した港物語がここに、ある。
訪れた人々は、その一端に触れた時、その場所の、その時代を、生きた人々の夢や理想、喜びや悲しみといった奥深い物語の始まりであることに気付かされるだろう。

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観光圏の特徴
■ 天候

西海型気候区にあたる本圏域は、五島列島沖を黒潮から分かれた対馬暖流が流れ、平均気温約17.0℃、年間降水量約1,950mと、温暖で比較的多雨、冬暖かく、夏は比較的涼しい、過ごしやすい気候にある。

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■ 自然

九州西北部、日本の最西端に位置し、826kmに及ぶ複雑なリアス海岸と400余りの島々によって構成される海の自然公園「西海国立公園」に指定されており、多彩な自然環境は、多様な生物の棲家となっている。中でも九十九島の海域には208の島々が密集して、周囲のなだらかな山容と重なり合い、島国日本を象徴する表情豊かな景観を醸している。

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■ 文化

日本の最西端、大陸に最も近い位置にあり、圏域の浦々が遣唐使の風待ちの港であったことや、中世の海の武士団「松浦党」の活躍に、海を舞台とした大陸との交流の歴史を見ることができる。また、海流によってもたらされた南からの文化や、16世紀以降、遠くヨーロッパとの国際貿易で栄えた歴史があり、ここ西の海で出会った様々な文化は、島国日本の独自の文化として醸成、洗練され、日本文化の源流となってきた。

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■ 食

常緑照葉樹の滋養豊かな山々が海を守り、豊富な海鮮資源を誇る。島々では鉄分の多い赤土が滋味あふれる根菜を育て、和牛の繁殖、肥育も盛んである。豊富な食資源に加え、外来文化と融合した独自の食文化がはぐくまれてきた。戦後の佐世保では米海軍関係者と市民との交流の中で伝えられた「佐世保バーガー」や、いち早く庶民に広まったステーキに日本人向きの味付けが工夫された「レモンステーキ」など、地域ブランドとなったご当地グルメも多い。

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Experience program

歴史・文化・自然を感じる「海風の国」へのディープな旅

この地ならではの四季の味わい・歴史に育まれたストーリーを体感し「海風の国」の深い魅力に気づく旅。

「佐世保まち歩き」~ディープな佐世保を体感できる~

佐世保在住ガイドが英語で案内するまち歩きツアー。

「古民家ステイ」~古き良き「島の家」で心豊かな時間を~

一棟まるごと一組様貸し切りの宿泊滞在施設です。

「暮らしを育む家・弥三(やさ)」~人がつながり、未来を紡ぐ~

島のかつての暮らしや文化を感じられることができる古民家です。
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公益財団法人佐世保観光コンベンション協会
長崎県佐世保市三浦町21-1
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